1981年、静岡県オペラ協会が主催するオペラ公演への参加のため結成、「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」などを共演した。1984年以降、シンフォニーオーケストラとして年2回の定期演奏会を中心に活動を行っている。モナコ・フランス、オーストリアと2度の海外公演を行ったほか、ヴァイオリン奏者のJ.J.カントロフ氏やソプラノ歌手の佐藤しのぶ氏、ホルン奏者のフランク・ロイド氏など多彩なソリストとの共演を果たした。
創立40年を過ぎて当初50名程度だった団員も100名を超える大所帯となり、ある時は古典派の緻密な様式美の再現に取り組み、またある時は近現代作曲家の大曲に果敢に立ち向かうが、奏者と聴衆がともに音楽を愉しめる瞬間を創り出すという精神を忘れることなく、日々の取り組みを続けている。幅広い年齢と多彩な職業の個性豊かな団員を擁するアマチュア・オーケストラである